目標があやふやになってしまっている君へ~まだ間に合う~

早くも一月が終わろうとしている。

年初に立てた目標への進捗はどうだろう?


かなりの人があやふやになっているのではなかろうか?


でも心配することはない。

人は何度でもやり直せるのだ。


しかし、出来なかった事を認め、

なぜ出来なかったのかを分析しなければならない。

ここを疎かにすると成長はない。


では、どのように分析するのか?


分析はあくまで行動に焦点を合わせる。

行動でしか結果は変えられないからだ。


まずは、計画通りの行動が出来たのか、出来なかったのか?


出来なかった場合はなぜ出来なかったのか、を考える。


出来たが成果が出なかった場合は、行動が間違っている、か量が足りていない。


上記のようにしっかりと行動分析し、修正を加えていけば、成長し、必ず目標は達成される。


成長とは?


人は螺旋階段を登るように成長する。


横から見ると登って(成長)いくが、上から見ると元の位置(復活・復古)に戻ってくる。

ただし必ず、一段高い所に登っている。


そうやって頂上にある目標に近いていくのだ。


今からでも遅くない。

しっかり分析をやり、成長していこう。











時間は平等だと思っている君へ~時間は買える~

全ての人にとって時間は平等だ。
時間は買えない。
こんな話をよく聞く。

これは正しいのか?

確かに物理的に24時間を25時間に増やすことはできない。
しかし、相対的には増やせるのではないか?

どういうことか?
例えばあなたが今日食べたランチを思い出してほしい。

そのランチをゼロから作り上げるといったいどれくらいの時間がかかるだろうか?
ゼロ、というのはランチに関わった物、全てを自分自身で用意する、ということだ。米も野菜も肉も魚も・・調理器具もお皿も。

何年かかるか分からない。たかが一食分でだ。

それを人は1時間足らずの労働価値で手に入れているのだ。

これは経験が同じでもかかる時間は違う、ということだ。
そして、時間は買えるということを意味している。

いろんな人の協力があって時間を短縮している。そしてそれに対して対価を払う。ランチという『経験』だけではなく『時間』にもお金を払っているのだ。

今、考えなければならない事は「時間は平等だ」とか「時間は買えない」というきれいごとではなく、『何の時間を買うのか』そして『どのように時間を使うか』ではないだろうか?

正しい時間の買い方は、自分が楽をするためではなく、買った時間で新たな価値を作り、提供していくことだ。


『失敗』しても良いと思っている君へ~良い失敗と悪い失敗~

先日ある会社の考えを聞いた。
『失敗が許される雰囲気』が大事だと。

私は失敗が許されない雰囲気の中で生きてきたので違和感が・・

もちろん人間だから失敗はする。
しかし失敗しても良い、前提って・・

お客に失礼ではないだろうか?

失敗にも良い失敗と悪い失敗がある。

プロ野球でこんな例があった。

誰もが捕れないと思ったボールに追いつきアウトにした。観客は大歓声。しかし解説者は「今のは守備位置が悪かっただけ。普通に捕れるボールです」と。

また同じ試合で、違う選手がエラーをした時には「今のは仕方ないですね、よくあの位置にいました」と。

真実は私には分からないが、失敗には二通りあるという良い例だと思った。

基本を疎かにして成功した、『失敗』と
基本を忠実にやって起こった『失敗』。

前者は必ず『失敗』が起こる。
そしてその『失敗』には「やはりな」という思いがセットになっている。

小さなことだが、お客からのメールに素早く反応する、待ち合わせの時間には余裕を持つ、など。

このような基本を疎かにしている人は必ず『失敗』するのだ。

冒頭の企業はというと・・言わなくても分かるだろう。

やはり『基本』は大事なのだ。


私の手帳活用術

人生を全うする為には目的を明確にし、

目標を立て、優先順位を意識し、時間管理を行う。

その為には手帳は欠かせないツールだ。

これはアナログでもデジタルでも構わないが、時間を制する者が人生を制する、ということは変わらない。

これからお伝えするのはあくまでも私にとって最適な方法なので、皆さんに当てはまるかは分からない、が考え方は参考になると思う。

目的・目標を目に付く所に書く

目的・目標もないのにスケジュールを書いている人がいるが、時間の無駄だ。

目的地がなければ出発しないのと同じで、まずは目的・目標からスタートする

その時、軸を作るとやり易い。

家族、仕事、財産、趣味などなど。

各軸の目指す姿をイメージし、目標とする。

目標と現実とのギャップを埋める為の活動をルーチンワークとしてスケジュールに落とし込む。

時間を分析する

予定だけを書いている人がいるが、実際何をしたかを記録する。

自分が何にどれくらい時間を使ったのかを一日の終わりに分析する。

ベストセラー『7つの習慣』(スティーブン・コビィー著)でも紹介された時間管理のマトリックスでは次の4つの領域がある。

第1領域 緊急かつ重要な領域

第2領域 緊急ではないが重要な領域

第3領域 緊急だが重要でない領域

第4領域 緊急でもなく重要でもない領域

分析すると多くの人が第3、第4領域で一日の大半を使っていることに気付くだろう。

では、いかに第2領域に時間を使えるか?

それは・・

物事を単純化することだ。

重要なことに集中する為には、不要なものを捨てる必要がある。

つまり単純化するのだ。

人生における時間は限られているので、

重要でない物事に手を付けるべきではない。

大切な事は「ノー」と言う勇気を持つこと。

私にとっての手帳は時間を管理し、目標を達成する為のツールだ。

思考停止の君へ~本質を特定する技術~

本質を理解する為には
抽象化スキルと歴史を学ぶことだ。

歴史を遡ると大きな変化が何回かある。
それは電話であったり、車であったり。
歴史を学ぶとは
なぜ、どうして、それで世の中がどう変わったのか?
そういう必然を学ぶということだ。

インターネットの出現で世の中がどう変わるのか?
インターネットの本質は何なのか?
そんな事を考える人とそうでない人の差は大きい。

また、抽象化スキルの重要性も増してきている。

例えば、あなたが吉野家でバイトしていたとする。
これを極端に抽象化してみる。
吉野家は『外食ビジネス』とする。
また、バイトは『仕事』とする。

吉野家でバイトしている』を、『外食ビジネスで仕事をしている』と、考え、
日々、外食ビジネスのあるべき姿を勉強したり、他のレストランで食事をする時に、何か学べる事はないか?私ならこうする、など考えられるかどうか?
これからの時代はこうした能力が問われる。

激動の時代だからこそ、歴史を学び、考え、抽象化する。
こうしたちょっとした習慣が結果として大きな差として現れる。


『直感力』がない君へ~直感とはなんなのか~

成功者の多くが口を揃えて言う言葉がある。
それは、『直感を信じる』『内なる声を聞く』などなど。

では、直感とはなんなのか?
鍛える事が出来るのか?

辞書では『推理・考察などではなく、感覚によって物事を捉えること』とある。

分かったような分からないような・・

感覚で捉えるって・・?

実は直感をコントロールする事は可能だ。
その為には直感とは何か、を理解する必要がある。

直感とは・・・
無意識が伝えようとしている何かだ!

通常、人は五感を使って物事を認識する。
その五感を無意識下で処理している時に
直感が生まれる。

なんか嫌な感じがする、という直感はほぼ正しい。
それは意識では分からない違和感を無意識は感じとっている。
だから、このままではダメだ!と伝えようとしているのだ。

無意識を活用するには無意識下に必要な事を刷り込むことだ。

消防士が消化現場で危険を察知できるのも、数多くの経験をしているから意識的五感では感じ取れない事も、無意識の五感では違和感を感じ取れるのだ。

これは冒頭の成功者の言葉も一緒だ。
24時間365日そのことを考えているので直感が働くのだ。

誰にでも直感はある。
しかし、直感に従える人は少ない。

それは直感で感じたことを意識で処理しようとするからだ。

直感とはそんなことではない。
そもそも意識では感じ取れない違和感を感じて警告をだしているのだから。

素直に直感に従う事が重要なのだ。

人の能力は顕在意識のたった5%しか使われていない。
残りの95%は潜在意識(無意識)という事実を理解し、無意識をコントロールできた時、人は信じられないような能力を発揮するのだ。


伝えたい事が伝わらない君へ~大事な事は内容ではない~


コミュニケーションで一番影響度合いが高いものは?
1.言葉
2.外見
3.伝え方、話し方

ご存知の通りこれはメラビアンの法則と呼ばれるものだ。

答えは2の外見だ。

コミュニケーションにおける影響度合いは下記の通り。

外見    55%
伝え方、話し方 38%
言葉   7%

しかし、多くの人が言葉は意識するものの、姿勢、立ち位置、話し方などはあまり意識をしない。

ネクタイの色は?スーツは?シャツは?
歩きながら?立ち止まって?
ジェスチャーを交えて?
資料の出し方は?

上記の事を意識してやっている人が何人いるだろうか?

「何を話すかより、どう話すか」

このことを少し意識するだけでコミュニケーションは飛躍的に良くなる。