「やりたいこと」が見つからない君へ~可能性を信じることから~

やりたいこと、って何?

就活生から「やりたいことが分らない」という言葉をよく聞く。

実際は多くの社会人も同じ気持ちを持って、なんとなく今の仕事をしていることだろう。

なぜそんな世の中になってしまったのか?

そこには二つの問題がある。

一つは洗脳
一つは勘違い

である。

洗脳の問題


真の問題は常識と言う名の洗脳だ。

大人たちは常識から外れた考えを排除しようとする。
「常識的に考えてお前には無理だ」
「大学を卒業したら働け」
「大学はでとけ」などなど

大人たちは常識が大好きだ。
子供達を常識ある大人にしようとする。
子供達の可能性を潰していることに気付いていない。

子供の頃は奇想天外な夢を持っているものだが、いつしか現実的な目標に変わる。
これは、成長するにつれ、常識という枠に収まってきている証拠だ。

常識に囚われると「やりたいこと」の全てに制約条件がついてしまう。
「私では無理だ」「お金がないから無理だ」
「家族がいるから無理だ」など。

「やりたいこと」を考える時、常識は必要ない。
あなたの可能性は無限だ。

勘違い


これは人生と仕事を別物と考えてしまう勘違いだ。
目標と手段との関係にも似ている。

どういうことか?

毎年海外旅行に行きたい、という願望の為に仕事をしてお金を貯める、ということもある。

この場合は仕事は手段でしかない。

世の中を良くしたい、と仕事をしている人もいる。

この場合は仕事がやりたいことだ。

要するに「やりたいこと」=「仕事」という式は成り立たないのだ。

目標もなく、やりたい仕事でもないから嫌になるのだ。
仕事の先にやりたいことがあれば嫌な仕事も耐えられる。
なぜなら仕事自体はただの手段でしかないからだ。
仕事を目的にしか考えられない人は「やりたいこと」を無理に見つけようとする。


常識に囚われず、どんな人生を送りたいのか?を考えると自然と「やりたいこと」はでてくるはずだ。
今まで出会った人で「やりたいこと」がない人に出会ったことがない。

必ずあるはずだ。

それを仕事とするのかどうかは「やりたいこと」の性質による。

今、何の制約条件も考えずに「やりたいこと」を列挙してみてほしい。

それらは必ず実現できる。

出来ないと思う人や列挙出来ない人は、
まだ常識に囚われている。



東京からシカゴまで30分で行ける様になるか?

あなたの答えはどうか?
無理!と答えた人もいるだろう。

しかし、よく考えてほしい。

昔は何日もかけて移動していた距離だ。
もっと前は移動すらできなかった。

その当時同じ様な質問をしたらどう答えるだろうか?
きっと多くの人が無理!と答えただろう。

そこで、常識に囚われず可能だ!と思った人が世界を変えているのだ。

常識とはただの洗脳だ。
そんな洗脳に振り回されることはない。

あなたは純粋に「やりたいこと」を考えれば良いのだ。

「出来る」「出来ない」は関係ない。

もう一度言う。

必ず実現できる。