諦めてしまう君へ~ステップ3~
死を意識すると人は変わる
人は「死」について本能的に考えない様にしている、という話を聞いた。
なんでも、「死」について考えるとおかしくなってしまうそうだ。
しかし、それでも「死」について考える事を奨める。
決して、死んだらどうなるのか?ということではない。
このまま年老いて、その時が来た時にどう思うのか?
本当に後悔はしないのか?
明日、その時が来ても本当に後悔はしないのか?
人は必ず死ぬ。これは変えようがない事実だ。
なのに多数の人が永遠の命を与えられているかの様に時間を無駄にしている。
それは「死」を考える事から逃げているからだ。
スポーツが楽しく、感動するのは
その時まで、全力でプレーするからだ。
人生も同じだ。必ず試合終了の時が来る。
その時まで全力で生きるから楽しいし、感動するのだ。
全力で仕事をやり、全力で学び、全力で遊ぶ。
人生という試合で手を抜く者に、楽しさ、感動はやってこない。
死に直面すると人は変わる、とよくいう。
これは「死」というものを味わったから人生観が変わったのだ。
1分1秒の大切さが本当の意味で分かったのだ。
だからって死に直面する必要はない。
人間は想像出来る生き物だ。
疑似体験出来るのだ。
今のままその時を迎えた場合、なんと言うだろうか?
本当はなんと言いたいだろうか?
私は「楽しかった」と言いたい。
だから楽しいと思うことはなんでもやる事に決めている。